2022年11月から韓国旅行をするのにビザは不要となりましたが、コロナ禍以前と比べて変更されたり、新たに追加された手続きなどもあります。
韓国では日本からの入国者に対して、以下のような措置が取られています。
- ワクチン接種証明書の提出が不要
- 陰性証明書の提出が不要
- 入国時検査が不要
- 宿泊先等までの公共交通機関の利用が可能
- 隔離(施設・自宅待機)は不要
新型コロナウイルスに関する防疫措置は殆どありません。
渡航前に必要なものや手続き
- パスポート
- 航空券
- K-ETA(電子渡航認証)申請
ビザなしで韓国へ入国可能な渡航者が、渡航前にあらかじめ個人および旅行関連情報を入力して旅行許可を受ける電子渡航認証制度 - 検疫情報入力システム(Q-CODE)
検疫手続きの短縮、簡略化が可能となります。
K-ETA(電子渡航認証)の申請
韓国政府は2023年3月末、日本や米国、台湾など22カ国の国や地域を対象に2023年4月1日から2024年12月31日までの一時的な措置として、「電子渡航認証(K-ETA)」の申請手続きを免除すると発表しました。
K-ETA(電子渡航認証)とは
韓国では「観光」を目的とした外国人の入国者に対してK-ETA(電子渡航認証)の申請を義務付けています。
渡航者は飛行機搭乗の少なくとも72時間前までに申請をし、認証を受ける必要があります。未申請、許可がおりてない場合は入国できません。
※既にビザを取得している場合は、K-ETA(電子渡航認証)の申請は不要です。
認証を受けた場合は、韓国入国時に入国申告書の作成及び提出は不要になります。一度認証を得ると2年間3年間有効で、有効期間中にふたたび訪韓するのであれば、その都度、渡航認証を取得する必要はありません。1回の渡航で滞在できる日数は90日です。
K-ETA(電子渡航認証)は、PCやスマホで申請が可能です。
申請ページは日本語版にも対応しました。
・K-ETA専用サイト:https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do?locale=JP
・専用アプリ:iOS / android
K-ETA申請に必要なもの
- パスポート
- メールアドレス
- 顔写真(100KB未満、縦横700ピクセル以下)
- クレジットカードまたはデビットカード
- 申請費用 10,300ウォン
K-ETA申請の方法
- K-ETA公式ウェブサイトにアクセスする
※スマートフォンアプリでの申請も可能。申請方法はウェブサイトと同様 - 居住している大陸および国を選択する(日本在住なら「ASIA-PACIFIC」および「JAPAN」)
- 個人情報等の利用規約に同意する
- パスポート番号とメールアドレスを入力する
- その他のパスポート情報を入力する
- 入国目的や滞在先などの情報を英語で入力する
- 顔写真をアップロードする
- 申請費用を支払う(クレジットカードまたはデビットカード)
- 申請から24時間以内に結果が確認できるとされています
K-ETAの審査結果について
審査結果は、申請者が登録したメールアドレスに届きます。K-ETA申請結果確認用ページでパスポート番号と生年月日を入力し、申請結果を確認できます。
結果は問題なしは「OK」、条件付きは「Selectee」、不可は「Not OK」となります。 条件付き「Selectee」となった場合には、航空機には搭乗できますが、韓国入国時にインタビューを受けます。インタビューの結果により、入国許可、もしくは入国拒否が判定されます。また不可「Not OK」の場合は、韓国へ行く航空機に乗ることもできません。
検疫情報事前入力システム(Q-CODE)
Q-CODEとは韓国の検疫システムです。登録しなくても入国は可能ですが、空港で書類に記入する必要があります。
フライト搭乗前に「検疫情報事前入力システム(Q-CODE)」から必要な情報を登録しておくことで、韓国入国後の検疫手続きが短縮できます(機内で配られる健康状態質問書や特別検疫申告書の作成が不要になります。)
Q-CODEの登録は入国日の3日前から可能です
<Q-CODE登録方法>
- 下記申請サイトにアクセスし、個人情報、パスポート情報、メールアドレス、入国後の滞在先住所、陰性結果、ワクチン接種歴、フライト情報などを入力する
- 入力完了後に発行されるQRコードを、スマホに保存または印刷する(メールでも届く)
- 韓国到着時、入国審査官および検疫検査官にQRコードを提示する