2024年1月2日より、韓国の全空港で新しいQ-CODEシステムがスタート。電子検疫審査台の設置により、入国時の検疫手続きが迅速化。Q-CODEの特徴、申請方法、そして提出義務の変遷について詳しく解説します。
2024年1月から韓国全空港で「新Q-CODE」による検疫が可能に
韓国入国時の「Q-CODE」(キューコード)の提出義務が2023年7月から廃止されていますが、新たな形でのQ-CODEの利用が始まり、コロナ禍以前と変わらない便利な韓国旅行が再開します。
これは、韓国の疾病管理庁が2023年12月末に発表したもので、Q-CODEの電子検疫審査台を国内の全ての空港に設置し、旅行者はQ-CODEをスキャンするだけで検疫審査を受けることができます。
Q-CODEの特徴と利用方法
Q-CODEとは、韓国への入国時に必要な検疫手続きをスムーズに進めるためのQRコードで、以前は情報項目が多く、不便だという意見があったため、入力項目を省略し仕様を改善しました。従来の手続きよりも大幅に時間を短縮し、スムーズな手続きを実現します。
新しくリニューアルしたQ-CODEの運用は2024年1月2日から開始されています。
入国時の検疫手続きをスムーズに進めるQRコード
Q-CODEは、韓国への入国時に必要な検疫手続きをスムーズに進めるためのQRコードです。これにより、旅行者は検疫手続きを迅速に完了することができます。
1回の入国のみ有効、再利用不可
Q-CODEは1回の入国のみ有効で、その後は再利用できません。再度韓国に訪れる方は、Q-CODEを再申請する必要があります。
また、Q-CODEを持っていない場合でも、紙のフォーム「健康状態質問書」を提出すれば入国できます。ただし、Q-CODEがない場合、入国するのに時間がかかる可能性もあるため注意が必要です。
Q-CODEの申請方法と注意点
Q-CODEの申請は公式HP上で行い、直近の健康状態を登録する必要があります。出発の3日前から申請が可能で、飛行機に搭乗する72時間前までに申請をして、認証を受ける必要があります。
Q-CODE提出義務の変遷と今後の展望
2023年7月15日から、韓国入国時の「Q-CODE」提出義務が廃止されていました。これにより、旅行者はQ-CODEを持っていなくても韓国に入国することができました。
しかし、2024年1月2日からは新たな形でのQ-CODEの利用が始まり、旅行者は再び韓国を訪れる際の手続きが簡単になり、快適な旅行を楽しむことができます。